ペダル(CC#64 サスティン、ダンパー、ホールド)

(大文字)Y値

ペダルは「サスティン(ペダル)」「ホールド」「ダンパー」とも呼ばれるもので、アルペジオなどによく使われます。
Y1 は、Y0 が記述されるまで音の減退を止め伸ばしっぱなしにします。
設定範囲
Y0 (ペダル・オフ)
Y1 (ペダル・オン)

初期値

Y0
使用例

#A0 @Y1 d8ms2. @Y0

Y1は(実際にはY1コントロールは譜面モニタに映りませんが、聴こえ方としては下の図と同様の効果になります。
chien

ペダル踏み変え
※ペダル踏み変えの際は Y1…Y1 と続けて入力すればOK。Y0 を挟む必要はありません。

¥+
#A0 @Y1 d8ms2_4 @Y1 r8fl2_4 @Y0

※ただし音源によっては踏み変えの際のペダル・オンが優先されペダル・オフを無視するものがあります。
 その場合は手作業で Y0 を挟んで各自対応してください。

¥+
#A0 @Y1 d8ms2_4~32 @Y0 _32 @Y1 r8fl2_4 @Y0

現在のMuseの仕様では、
Y1の記述によってオフとオンを同時に出力しています。
人為的にずらす事も考えましたが、前にずらすべきか後ろにずらすべきか判断が難しく、また、そのずらし量も限定できないため、敢えてこの仕様にしています。
(Muse 開発者さまコメントより)

ペダルはピアノなどに使うと音の響きが大変良くなるためついつい多用したくなってしまいがちですが^^;、Y1 を使ったあとは、必ず Y0 でオフに戻しておくのを忘れないでください!
音源が同時に出せる音数には限りがあります。
 (最大同時発音数は音源により異なります)
ペダルがオンになったままだと、出した音がどんどん重なっていってしまって途中から音が出なくなってしまったり、最悪は音源故障の原因にもなりかねません(^^;