音量(CC#11 エクスプレッション)
(大文字)V値 V+値 V-値
各メンバーの音量は大文字Vと数値の組み合わせで設定します。「Volumeの頭文字」と憶えちゃいましょう♪
設定範囲
V0(無音)~V127(最大)初期値
V127音量の相対変化
+-を付け足して相対的に変化させることもできます。(値は例です)V100 | 直接指定。同メンバー内にて、次に V 指定をするまで有効 |
---|---|
V+10 | 同メンバー内にて、直前に指定した値に 10 を足した値になる |
V-10 | 同メンバー内にて、直前に指定した値から 10 を引いた値になる |
使用例
@A P1 ; ピアノ
@V100 d2._4 @V-50 d2._4
Vの遅延(クレシェンド・デクレシェンド)
(大文字)V値: V+値: V-値:
Vでは遅延も使えます。クレシェンド・デクレシェンドなどに使用しましょう(^^)使用例
デクレシェンド
@A P49 ; 音色「ストリングス」
#A0 @V127 d1& @V0:2. d1
@A P49 ; 音色「ストリングス」
#A0 @V30 d1& @V127:2. d1 ;先に音量をさげておく
(大文字)Vと(小文字)vの違い
(大文字)V は、(小文字)vの「強弱」とたいへん似てはいるのですが、この遅延効果で大きな違いがあります。
(大文字)Vでは、上の例のように発音中の音にも音量変化を加えられます。
(小文字)vでは、すでに発音してしまった音には効果しません。
ピアノやドラムなどは、発音したあとに音量を変えるなんてこと出来ませんので、(大文字)V ではなく
(小文字)v の「強弱」のほうで表現しましょーね(^^;
この「 V 」に使われているコントロールは CC#7「ボリューム」ではなく
CC#11「エクスプレッション」です。……念のため^^;
→ ボリューム
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