DRUMコマンド

(大文字)*DRUM " "

Z 以外の他メンバーにもドラム演奏をさせることが出来ます。

ドラム演奏に換えられるメンバーは 1メンバーだけです。
(Zメンバーに設定を加える場合に限り、Zを含めた 2メンバーまで記述可能)

データ内のどこに書いても構いませんが、書けるのは 1箇所だけです。

設定範囲

" " の中に下の2つを続けて記述します。
  1. ドラム演奏をさせたい任意のメンバー名。
  2. 下のパラメータを添えます。
パラメータ
0 同じ打楽器の音は重ならない
1 適度に同じ打楽器の音が重なる
2 完全に同じ打楽器の音が重なる

初期値

*DRUM " Z0 "  (記述しない場合この値が適用)

記述例

※J メンバーをドラムメンバーとして使いたい場合 :例

*DRUM "J0"

Zメンバーの設定

Z はもともとドラム専用メンバーですが、音の重なり方の設定をするために Z メンバーを DRUMコマンド内に記述する場合もあります。

*DRUM " J1 Z1 "


(大文字)*DRUM "Z-"

逆に、ドラム専用メンバーであるはずの Zメンバーを一般楽器用メンバーとすることもできます。

*DRUM "Z-"

パート数が多いオーケストラ曲などに。
スネアの連打などは音の重なりの設定が 0 だと音が途切れる場合があります。
適度に音を重ねることで発音が自然になるようです。
ただし音数の多い曲ですと、逆に重なり過ぎ(音源の同時発音数オーバー)による音の途切れも起こるので、そのへんはご注意を。