COLRコマンド
(大文字)*COLR " "
Muse で、各メンバーの鍵盤カラーを変えるには COLRコマンドを使います。設定範囲
- メンバー名
- 続けて、1. 2. 3 の順番に ( ) 内にカラーコードを記述
- 赤 00~ff
- 緑 00~ff
- 青 00~ff
*COLR " A(ff0060) " ; Aメンバー( 赤ff 緑 00 青60)
※WEB などで色設定するときに使われる「#」は、記述の必要はありません。初期値
特に指定が無い場合、各メンバーの鍵盤カラーは下の通り。A(ff0060) | B(ff8060) | C(ffc040) | D(ffff80) |
E(c0ffc0) | F(20ff40) | G(00c000) | H(408040) |
I(00c0a0) | J(00e0ff) | K(00a0ff) | L(2060ff) |
M(a060ff) | N(ff60ff) | O(ff20c0) | Z(a06040) |
記述例
メンバー指定の後ろの ( ) 内に、16進数で色の値を指定します。カラーコード記述は、大文字でも小文字でも構いません。
*COLR " A(f8a8a8) B(98d8d8) "
A(f8a8a8) | B(98d8d8) |
メンバーはまとめて指定することもできます。
*COLR " ABCDEFGHIJKLMNOZ(000000) " ; 全メンバー真っ黒け ^^;
補足
データ内のどこに書いても構いませんが、COLRコマンドを記述できるのはデータ内1箇所だけです。計算機とか早見表を使うより、
フリーの「パレットソフト」を使って色を作るほうが早いです(^^;;;;;
設定した値をクリップボードに出力できるものが便利です。
色の作り方について
HPを持ってらっしゃらない方の中には、パソコンでの色の作り方がよく解らないという方もいらっしゃるかと思いますので、老婆心ながらちょっとお話を……。色の三原色
「色の三原色」は青・赤・黄色です。これらの絵の具を混ぜるとどんな色になるかってだいたい解りますよね?
赤と青なら紫、赤と黄色ならオレンジ色とか。
これは「色の三原色」による混色です。
光の三原色
ところが「光の三原色」は勝手が違ってきます。原色は赤・緑・青で、さらに色の混ざりかたも絵の具とはかなり違います(^^;
Muse ではこの「光の三原色」を使って鍵盤カラーを作ります。
「光は何色と何色を混ぜれば何色になるのか」を把握しておかないと思い通りの色が作れません(^^;
この機会に憶えちゃいましょう(笑)
#FFFFFF | ![]() | 3色とも最大に明るければ → 白(もっとも明るい色になるってコトでしょね) |
#FF00FF | ![]() | 赤と青 → 紫(実際はピンクがかりますが、まあこれはなんとか納得いきます ^^;) |
#FFFF00 | ![]() | 赤と緑 → なんでか黄色に! |
#00FFFF | ![]() | 緑と青 → なんでか水色に! |
#000000 | ![]() | 3色とも光が何もなければ → まっくらの黒ですね ^^; |
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